大学生は、授業やサークル、バイトと忙しくなかなか読書のための時間が取れないという人も多いはずです。現在は、スマートフォンでどこでもインターネットショッピングやゲームをすることができ、別に本を読まなくても余暇を楽しむことができます。
しかしながら、大学生という時期は読書を通じて視野を大きく広げ将来の可能性を広げる絶好のタイミングです。

大学生が読むべきオススメの本が知りたい!
そこで今回は、僕の読書の経験や、周りの友人の声を参考にして就活前の大学生に最適な本を5つに厳選しました。
この記事を読むべき人
- 読書をした方が良いのか迷っている大学生
- 読書のメリットやその効果を知りたい大学生
- 読書が大事なのはわかっているが、どんな本を読めば良いかわからないという大学生
ページコンテンツ
大学生の約半分は「読書時間ゼロ」

読書時間 | 割合 |
0分 | 48.1% |
30分未満 | 8.3% |
30分以上60分未満 | 12.5% |
60分以上 | 19.5% |
平均読書時間 | 30.4分 |
第55回学生生活実態調査の概要報告によると、大学生の約半数が「読書時間ゼロ」という結果に。
この結果ヤバすぎる。笑
学ぶために大学に通っているはずの大学生の半分が読書をしていない。おそらく、サークルやバイトで読書をする時間がないのかな。
確かに実際に周りを見ても、読書している人は少ない印象です。読んでる人は読んでるし、読んでない人は全く読んでないといった感じ。
4年間読書をしなかった学生と、習慣的に読書をしていた学生。言うまでもなく、知識量にはかなりの差が出ると思いませんか?この知識量の差はコロナ禍で熾烈を極める就職活動の合否にも必ず影響します。
逆に言えば、読書をするだけで、勝てます。上位52%以上は確定です。
読書量と年収は比例する
また「読書量と、年収は正比例する」とも言われています。

上の表見ると、書籍購入費と、年間収入に正の相関があることがわかると思います。
2009年の日経新聞での調査では、
「年収800万円以上の人は本代(月額購入費)は2910円、400〜800万円:2557円、400万未満:1914円であり。読書量は年収に正比例する」
と言うデータが示されています。
https://business-study.com/feature01/
これら多くの調査で、読書量と収入の関係は裏付けされています。
本を読んでインプットしたことを、実際にアウトプットして成功している人が多いと言うことですね。
読書をしなくても情報を集めることは可能な時代
確かに、本を読まなくてもスマートフォンひとつでどんなことでも知ることができる時代になっています。
知りたいと思えば、今ブラジルで売られているトマトの値段でさえも、僕たちは知ることができます。
それでも、読書をすべきだと僕は思います。

別にどんなことでも調べればすぐ出てくるし、読書なんて必要なくね?
確かに、一年前の僕もこの大学生B君と同じ考えでした。スマホ一台で調べればなんだって知ることができるこの時代で、インプットなんて必要ないんじゃないか。
でも、違うんです。インターネットで知ることができる情報は、断片的な情報にすぎないんです。
書籍には、筆者の人の失敗経験や、人生の中で役に立った経験と知識の集大成(ノウハウ)が体系的に詰まっています。これは、インターネットで知ることができる情報との大きな差です。
読書するメリット
- ・思考力や教養が身に付く
- ・体系的な知識が身につき、語彙力が向上する
- ・信頼性の高い情報にリーチできる
失敗したくない大学生が読むべきオススメの本5選

本を読むべき理由がわかったところで、次は大学生が読むべきオススメの本を5つ紹介したいと思います。僕の読書経験や、周りの友人の声を参考にして大学生に最適な本を5つ厳選しました。
嫌われる勇気
この本は、アルフレッド・アドラーの思想(アドラー心理学)を青年が哲人と対話しながら学んでいく過程を物語にしたものです。アドラー心理学は、「心理学の三代巨頭」と称される心理学で、「どうすれば人は幸せに生きていくことができるか」と言う人間誰もが直面する哲学的な問いに、「答え」を提示してくれます。
大学生のようにたくさんの人と出会い、様々な人から影響を受ける大切な時期は特に絶対に読むべき本です。
嫌われる勇気 レビュー
幸福とは何か、自身がすべきことは何かといった問に対する答えが明確に語られています。7つの習慣を読んでおり、内容としては共通点も多く理解しやすかったです。青年の問いかけは私の疑問に近く、それに対して哲人は明確な答えを持って回答しており、人生をこうも深く理解しようとしたアドラーの凄さを哲人の語りを通して感じました。 「他者の期待など満たす必要のない」、一見すると冷めた言葉のように聞こえますが、なぜ人は他者の期待を満たそうとするのかを深く考えていくと、この言葉の意味がわかりました。何度も繰り返し読みたい本です。
https://bookmeter.com/books/7862110
金持ち父さん貧乏父さん
「金持ち父さん貧乏父さん」は、『お金』について学ぶことができる名書です。オリエンタルラジオの中田敦彦さんが大絶賛している本で、大学生がお金について学びたいと思ったときにまず読むべき1冊目の本です。お金に対する考え方が変わるのでオススメです。
金持ち父さん貧乏父さん レビュー
本に書かれてる悪い例の最たる人物は自分のことなんじゃないかと思った。そのため改善の余地が多々あると実感。読み終えて、今年はお金について猛烈に学習しようと決意した。
https://bookmeter.com/books/7413978
とにかく、目標意識をもって失敗を恐れず行動をするべき、習慣をかえるべきという点においては金銭的な話に限らず全てに当てはまるんだなぁと思った。リスクも知識を身につければ怖くなくなるらしいし、今年はこの教えに則ってポートフォリオ所得でプラスを目指す。
https://bookmeter.com/books/7413978
コンサル一年目が学ぶこと
「話す技術」「思考術」「デスクワーク術」「ビジネスマインド」とスキルを4つのカテゴリに分けて体験談を含めながら解説してくれます。
「コンサル一年目が学ぶこと」と言う題名ですが、どんな仕事をしていても使える普遍的なスキルを理解することができるので、社会人になる前の大学生が読んでおきたい一冊です。
コンサル一年目が学ぶこと レビュー
新人に読んで欲しい本 普段思ってることを言語化してくれている本である。
https://bookmeter.com/books/8222104
著者も繰り返しているとおり、コンサルに限らず「仕事」をする上での心構えが学べる一冊。社会人1年目に役立つのはもちろん、中堅層であっても今の自分の姿勢を再点検するのに役立つ。自分の甘さを反省した。
https://bookmeter.com/books/8222104
多動力
ホリエモンが書いた本の中でも比較的最近の書籍です。現代社会を生きていくために必要な「多動力」という名のマルチタスキングスキルを身につけるヒントになる一冊です。
何か新しいことに挑戦したいときや、これからの人生どのように生きていけばわからない。という方にオススメの本です。
多動力 レビュー
多動力とは、いくつもの異なることを同時にこなす力のことである。そのためには、「自分の時間」を取り戻すことが必要である。自分の生活を一度客観視してみよう!
https://bookmeter.com/books/11868439
君たちはどう生きるか
ジャーナリストの池上彰さんや、ジブリの宮崎駿監督が愛読した教養小説を漫画にしたものです。
人生をどう生きていくべきなのか。自分の人生を見つけ直すきっかけになる書籍です。小説などの長文を読むのが苦手な大学生にオススメの一冊です。
君たちはどう生きるか レビュー
学生時代に読んだなら、もっと染みただろうな。学校生活や友達関係のアレコレを、おじさんみたいに外部の人が親身に聞いた上に、視野が広がる意見をくれたら、どれほど心強いだろう。
https://bookmeter.com/books/12339393
友人との関係を通じて、人間としてあるべき姿は何なのかという疑問を抱えることは、誰しもが経験することである。特に思春期においては、その経験を自分の力で糧にできる人もいれば、思い悩んで心を病んでしまう人もいるかもしれない。そんな大切な時期を過ごす若い人に、ぜひ手に取って読んで欲しい一冊。コペル君とおじさんの対話形式で分かりやすく話は進んでいく。漫画という取っつき易い表現方法も現代的で良い。
https://bookmeter.com/books/12339393
読書をすることで人生が生きやすくなる
最後にもう一度この記事のポイントをまとめておきます。
- 大学生の48.1%が1日の間で全く読書をしない
- 読書量と年収は比例する傾向にある
- インターネットやSNSで知ることができる情報のほとんどは断片的な情報
- 大学生が読むべきオススメ5冊を紹介しました
こんな感じでしたね。
正直、読書をすることで人生はかなり生きやすくなります。
書籍には人生の先輩たちが失敗した体験や成功した経験をわかりやすくまとめてくれています。
本を読むだけで、人生の中でどのように生きていけば失敗しやすいのか、どのように生きていけば成功しやすいのか知ることができます。
この記事を読んでくれたあなたが、1日のうちに本を全く読まない48.1%の人間から、本を読んで人生をプラスの循環に変えることのできる51.9%の人になれることを心から願っています。
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