世界で大注目のCBD!日本でも、2020年2月にHealthyTOKYOが日本初のCBD専門店&カフェをオープンしたことで話題になりました。
そもそも、CBDって何?どのような効果があるの?と疑問に思った人も少なくないはずです。
今回は、そんなCBDにまとめ解説していこうと思います。
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そもそも大麻は違法でしょ?
19世紀後半から20世紀前半にかけてアメリカのアーティストやジャズ音楽家の間で大麻を吸うという習慣が流行しましたが、1934年にアメリカは大麻を違法薬物に制定しました。
また、日本でも1946年にGHQから麻薬統制を受けて麻薬取締規則が制定され、大麻の使用が違法になりました。
しかしながら、近年カナダやアメリカの一部の州では大麻の合法化が進んでいます。
その理由は、大麻の効能に関する研究が進み、大麻の依存性の低さと身体に重要な害が少ないことが明らかになったからです。
海外の多くの国は、大麻は使用法によっては健康になれる効能があることを知り、税収入を見込んで大麻を合法化しよう。という動きにシフトしてきています。
これらの理由で、大麻は急速に合法化が進み、嗜好用・医療用での流通が急激に広まっています。
日本では、大麻は覚醒剤やコカインなどと同じように扱われ一般的な理解が進んでいないため、合法化にはまだまだ時間がかかるとも言われています。
しかし冒頭でもお話ししたように、大麻に含まれるCBDという成分は日本でも合法です。
というのも、大麻は二つの主要成分を含んでいます。
一つ目がTHC。もう一つが先ほども述べたCBDという成分です。
まずはこの二つの成分の違いを簡単に説明します。
THCとは?
THCとは、テトラヒドラカンナビノールを略した名前のことです。
結論から言ってしまうと、このTHCが大麻が精神に影響を及ぼすと言われる成分です。
精神活性化作用が非常に強いので、中毒性や常習化することが懸念されて日本含む海外の多くの国で禁止されています。THCの効能は精神活性化作用だけだと思われていますが、それ以外にも、吐き気の抑制や痛み止めなど幅広い効能があります。
昔は、日本でも病気の人のための薬草として大麻が用いられていたそうです。
CBDとは?
CBDは、カンナビジオールを略した名前の事で、THCに次いで、大麻に含まれる成分として有名です。大麻などのアサ科の植物に含まれるカンナビノイドはTHCのように精神活性化作用はありません。そのため、最近ではTHCを含まないCBDだけを抽出したエキスを使った製品の開発が進んでいます。
CBDは精神活性化作用がないので、大麻を厳しく法規制している日本のような国でも、CBDだけを使ったオイルやリキッドは合法なものとして販売・購入・利用することができるというわけです。
ポイント:大麻に含まれる成分の中でもTHCは違法、CBDは合法。大麻に違法な成分が入っているから、日本では大麻の使用が禁止されている。
CBDの効能について
大麻の研究が進むにつれて世界中ではCBDに注目が集まってきています。
なぜそれほどまでにCBDが注目されているのか?
CBDには具体的にどのような効能があるのか見ていきましょう。
抗炎症作用と抗酸化作用がある
CBDには、抗炎症作用と抗酸化作用があり、不安や不眠、鬱や痛みなどの症状の緩和が期待できます。これらは、てんかんや癌などの鎮痛にも効果が高く認められているだけでなく、認知症やリウマチ、皮膚病やパーキンソン病などにも効果があると言われています。また、抗炎症作用が肌トラブルを改善する効果も期待できます。
効果に個人差はありますが、花粉症に悩んでいる人が、CBDオイルを飲むようになって痒みが減り、薬を服用しないでも過ごせるようになったという実例も報告されています。
エンドカンナビノイドシステムに作用して様々な効果を発揮
人間は本来、エンドカンナビノイドシステムという身体調整機能を持っています。この機能は、食欲、睡眠、痛み、免疫調整などを調整する役割を果たしていて、CBDはそれらの機能に作用して効果を発揮します。
CBDを摂取することでリラックス効果や快眠効果が得られるとよく言われています。
ポイント:CBDには様々な効能があり、正しく摂取することで体の機能を整え健康な状態に戻せる。快眠効果や抗炎症作用があるため美容効果も期待できる。
世界のCBD消費事情について
上の写真はCBDを摂取してもいい国一覧です。
緑で表示されている部分はCBD摂取が合法な国
青で表示されているところは、医療用で使う分には合法という国
赤は違法な国です。
欧米では、合法な国が多く、ヨーロッパの一部の地域や南米では、医療用のみ合法という国が多いですね。
ポイント:欧米ではCBD消費率が高く、多くのCBD商品が販売されている。
CBDが使われている商品
METASU(ミタス)のCBDティンクチャーオイル

この商品は、ノンフレーバーのオイルなので、そのまま食べることも、食事や飲み物に混ぜて摂取することができる。という商品です。ブランド名のMETASU(ミタス)の由来は、心身をMETASU(満たす)という意味合いがあり、心身に与えるネガティブな要素を少しでも改善させることを目的として開発されました。
CBDセラム 肌トラブル全て解消!?
こちらも先ほどのMETASU(ミタス)と同様にオイルタイプです。しかし、こちらは食用ではなく、化粧水と同じ使用方法で使います。
CBD以外にも、ジャスミンオイルや、ローズマリーから抽出された天然酸化防止剤などを配合しています。
CBD配合シャンプー
雑誌やTVでも紹介された海外セレブにも話題の日本で初めてCBDを配合したシャンプー。
CBDの抗炎症作用で頭皮トラブルを解消する効果が期待できるとのこと。
SNSやTVなど様々なところで話題を集めている注目のシャンプーですね。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、大麻に含まれている成分CBDについて紹介しました。
日本ではあまり認知されていないだけで、海外では多くのCBD配合商品が開発されているので、気になる方はチェックしてみてはいかがでしょうか。
今回はここまで。
ありがとうございました。
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